SAA 【仕事の悟り】
SAA理念「仕事を通して、多様な価値観を統合・融合させ、更なる発展を目指す」
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≪18≫「成長を客観的に把握することで、部下の変化を促し、色々な道を模索する」方法について
部下の育成ということで、「耐え忍び」の大切さを考えてきた。

今回は部下が「耐え忍び」に成功するポイントの4と5
【ポイント4】:「水を熱する方法は一通りではない」
 →変化し続ける気概を持ち、どのような道からも大成する。
【ポイント5】:しかして「総花的になり目標を見失ってはならない」
 →自分の現段階の器量に見合った手の広げ方をなし、
  目標に向かってエネルギーを集約できる配慮が必要。
という内容に対応し、その成功を支えつつ、企業としても発展する
ために、管理職の立場からどのように取組めばよいか考えてみたい。

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管理職として、企業全体の目的と、部下の能力を見比べ、どのようなバランスをとるかを明確にすることが必要である。

これにはいくつかの考え方があるが、今回は「成長を客観的に把握することで、部下の変化を促し、色々な道を模索する」方法として、誰でも簡単にできるものをご紹介したい。

企業の規模や、組織形態にあわせて具体的な尺度を変えていただけばよいが、例えば、企業の幅の広さ(部門数や役割の種類・役割に必要なスキル)を10単位として横軸とし、各分野における認識の高さ・実行レベルの高さを10単位に仮定し、縦軸とする。

この縦軸・横軸の面積で、部下の獲得ポイントを把握し、今後のキャリアプランを視覚化する。

例えば、企業100ポイントに対し、現時点で部下に把握できる範囲は10ポイントだとする。その部下を成長させるためには、まず13~15ポイントの課題を与え、その課題を達成しそうな頃、20~25ポイントという枠に広げるというやり方である。

ある部下が、2部門を5の認識で把握することができれば、部下の獲得ポイントは2×5=10ポイントである。
また、A部門を3の認識、B部門を3の認識、C部門を2の認識、D部門を2の認識で把握している部下も合計10ポイントである。

このように、仕事の幅の広さを横軸に、その仕事における認識・実行レベルを縦軸にとり、面積の合計数が部下の現時点におけるポイントであると視覚化する。

視覚化の方法としてレーダーチャート(星型の図)もあるが、レーダーチャートでは、項目で欠けている凹部分が妙にえぐれているように錯覚し、全体をバランスよく整えなければならない先入観が発生しやすいと感じる。
複雑な分析は専門家に任せるとして、全ての管理職が、机の上で簡単に部下の現状と成長の方策を把握できるという意味では、この縦×横の面積で考える方法がお勧めである。

部下の面積を、あと3~5ポイント増やすにはどうすれば効果的か?
新規分野で5ポイント稼ぐか、現在開拓している分野で認識レベルを上げるか?

○特定の分野で高い認識・実行ポイントを獲得した場合、

長所として、
他の分野でも、自分の経験から、高い認識力を得やすい。
過去の経験が、新分野での認識を引き上げる効果がある。

短所として、
 特定の分野における「成功」から離れることへの恐怖心。
 自分を白紙化できず、過去の成功に固執しやすい。
ということがある。

○幅広い分野でポイントを獲得した場合、

長所として、
 色々な立場や経験を融合し、人脈も有効活用できる。
 1つが駄目でも、他の道があると臨機応変に対応できる。

短所として、
 八方美人的になりやすく、一点突破のエネルギーを集約しにくい。
 全体をそこそこの認識で理解できるが、突き抜けた視点を得るのに
 時間がかかりやすい。

どちらが良いというものではないが、部下の器量、性格の違いを考慮し、どのように総合獲得ポイントを増やすか、練ってみる必要がある。そんなとき、この、簡単かつ客観的な図が役に立つ。

できれば、この図を部下自身に埋めさせてみると、意外なほど認識にズレがあることに驚く。
この部下と管理職の認識ギャップを理解することは、今後のキャリアプランを考える上で、非常に重要である。

また、このとき、企業全体の現状と将来性を見据え、企業にとってどのような人材が必要とされているかを考慮し、人材育成戦略を練る必要がある。

今回は縦×横の面積で部下の育成を考える方法を述べたが、結局、これがなぜ「耐え忍び」なのかというと、「客観的に見えること」が「耐え忍ぶこと」を強化することになるからだ。

「耐え忍び」において不安・焦りが生じる原因は、
・客観的に過去の実績が把握できていない。
・将来的に進む道が見えていないこと。
・将来を見据えて、今、どんな手を打っていかなければならないか見通しが立っていないことにある。

つまり、過去の実績を、図における獲得面積で客観的に把握し、更に面積を増やすために、どのような方向で進み、近未来として、3~5ポイント獲得するための取り組み課題を明確にしておく。これにより、「成功に向けてコツコツと努力をする」「成功までの時間を耐える」という「耐え忍び」が腰の入ったものとなるのだ。

「耐え忍び」に成功するために、「目標を明確にしつつ、その目標を達成するための戦略、戦術を具体的に考えることの大切さ」を腑に落とし、部下と共に時を見方にした「成功への耐え忍び」をたのしみたいものだ。
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