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SAA 【仕事の悟り】
SAA理念「仕事を通して、多様な価値観を統合・融合させ、更なる発展を目指す」
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≪19≫脱・欲望市場
■脱・欲望市場

仕事において「悟り」を求めるということは、
すなわち「幸福を創造する」ことでもある。

今日、マーケティング論が賑やかであるが、
「人々のニーズ、ウオンツを満たす」という方向でマーケティングが語られる
とき、一つの疑問を感じる。

人々のニーズを満たすこと。
人々のウオンツを満たすこと。
これだけで、人々は幸福になるのか?

物質の満たされていない時には、「衣食足って礼節を知る」のとおり、
人々に幸福を考える前提ともなる需要を満たすことは、幸福を創造することに
等しかった。

しかし、現代社会のように、物や必要以上のサービスが溢れかえっている時代、
単に人々のニーズや欲求を満たすことが、果たして幸福を創造していることに
なるのか?

もしかすると、そこに創造されたものは、真実の幸福でなく、
欲望という名の偽りの幸福ではないか?

砂漠で塩水を飲むように、与えても、与えても、満たされない、
逆に、与えることで飢餓感や不平不満感を募らせることにはなっていないか?
完璧に満たされることを当然と思い、完全でないものにケチをつける人を生産
していないか?

もちろん、ニーズやウオンツを満たすことは大切であり、これにより社会
は発展してきた。この部分を肯定することが大前提となる。

しかし、もう一歩踏み込んだとき、幸福を創造しただけでなく、結果的には不
幸も創造したのではないか?ニーズやウオンツという社会を前進させる力に、
もう一つ方向性の機軸が必要なのではないか?欲望を推し進めるだけではなく、
社会全体の適正のため、何らかの「バランスをとる考え」が必要だったのではないか?

SAA(スピリット・アドバイザー・アカデミー)が提唱したい
「真・マーケティング論」は、現在のマーケティング理論を一段深めて、
「魂のニーズ・ウオンツを探る」というもの。
つまり、人々の「魂の求めるもの」を提供するという幸福市場である。

では、魂のニーズとは何か?
それは、「悟り」を求めることにより、知ることができる。
なぜなら「悟り」とは、魂の求めるものと、現在の自分の求めているもの、
もしくは、求めてきたものの差を取る(さとり)であるからだ。

人は、本来、魂において、真実の幸福とは何であるかを知っている。
それは、一般的に「良心」と呼ばれる存在である。
この良心の求める方向に進むことが、魂の求めるものを提供する幸福市場を
つくる道であるのだ。

しかし、人が成長する過程で、
・他の人(家族、友人・知人、マスコミなど)の言葉や行動・態度
・社会環境(政治や経済の状態、資本主義や共産主義、治安、戦争、天変地異等)
・教育内容(詰込教育、ゆとり教育、学力偏重、道徳軽視など)
・職場環境(職業倫理の麻痺、無責任体制、金銭至上主義など)
といった影響を受け、考え方の基盤が「良心」からズレている。

このズレをズレと気付かないほど、自分の思考に癒着していることも多い。
この影響たるや絶大なものであり、まさにマインドコントロールである。
企業として、企業活動という自分の持ち場を通じ、こういった不幸を創造する
社会に疑問を投げかけ、「幸福を創造する人の集まりで社会を形成する」とい
う、本来の姿に戻す努力が必要である。

そして、人々の魂のニーズ・ウオンツを知り、それに応じて「幸福を創造する企業」
となるためには、まず、「不幸を創造しない」こと。

そのための客観的なチェックポイントとして、次のようなものがある。

===================================

【あなたの会社がマーケットに及ぼす影響チェック】

□人々に、「欲しい」「欲しい」という過ぎた欲望を煽っていないか?
□収入を度外視した購買を駆り立てていないか?
□地獄に通ずるような、悪質な欲望を生み出していないか?

□キレやすい人を増産していないか?(キレることを面白がる等)
□感情的に怒ることを、自分の意見を主張していると誤解させていないか?

□虚偽情報などを溢れさせ、何が正しいことなのか分から無くさせていないか?
□単なるコピー情報等で、無駄な情報を増幅させ、物事の本質が見抜けないよ
 うにしていないか?役立つ情報を埋もれさせていないか?

□満たされて当然という、驕り高ぶるお客様を生み出していないか?
□お客様を自分が操作しやすいよう、「裸の王様」にしていないか?
□口先三寸のセールストークで、お客様の虚栄心を引き出していないか?

□人々の不安や不信感を煽り、正当なものまで疑わせていないか?
□人や組織の可能性を疑ったり、疑うようにしむけていないか?

□素晴らしいものを素晴らしいと思えないようにしていないか?
□良心に素直であることを、「遅れている」「知恵がない」「通用しない」と
 いった間違った基準で歪めていないか?


このチェック項目を簡単にまとめると

1「貪(とん)」:むさぼる気持ち、足ることを知らない心。
2「瞋(じん)」:カーッと怒ること。
3「痴(ち)」:正しい知恵、必要な知恵がないこと。
4「慢(まん)」:慢心すること。
5「疑(ぎ)」:疑うこと。
6「悪見(あっけん)」:正しいものの見方を否定すること。

これは、仏教では「六大煩悩」といい、「人々を不幸にする迷いの元」とされ
ている。

お客様をこのような状態にさせることは、お客様の「魂のニーズ・ウオンツ」
にそむくことであり、今後このような企業は、お客様の良心により淘汰される
べきものである。お客様のニーズやウオンツに応えるという尊い課題も、バラ
ンスを崩せば、お客様の魂を傷つけるものになりかねない。

ニーズやウオンツを満たすという理論が浸透した今、他者との差別化を図るに
は、“魂の”ニーズ、“魂の”ウオンツということがキーワードとなってくる。

この温故知新で、先人の知恵に学び、人々を不幸にする「欲望市場」の脱却を
目指そう!そして、真・マーケティングの先駆者として世の中を牽引しよう!

そのためには、まずたった一人が「欲望市場をつくらない」と決意することだ。
そのことにより、必ず誰かに影響を与える。

そして、既に、その影響は着実な現象として、起きつつあるのだ。
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2012/11/02(金) 12:58:50 |

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